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コミf  講演会(NPO EXPO FORUM 2009に参加して

富士市民活動センター(コミュニティーf)では、6月4日(木)~12日(金)にかけて、FUJI NPO EXPO 2009が開催されています。(詳細はこちらから

様々な分野で活躍する6組の講師を招いての講演会(NPO EXPO FORUM 2009)で、初日は


「オンパク」で地域資源を掘り起こせ!
             ~別府のまちづくりに学ぶ市民活動~

 講師 野上 泰生さん(NPO法人ハット・オンパク 理事)


幾つか興味をそそられたものもありましたが、なかなか時間が合わない・・・。
特に仕事柄、“まちづり”と言う言葉には強く引かれたましたが、開催時間が19:00~21:00
と言うのが、隣の富士宮市から片道40分かけて通っている身にはなかなか厳しい。
TMOの理事会に参加する時もそうだけど、仕事を終えて一旦家に帰って夕食の支度をしてまた吉原に戻る。更に講演会が終わって家に帰る・・・1往復半の所要時間だけでも、120分。
秤にかけて諦めかけていたところ、分銅の錘を戻したのはこの日パネラーになっているまちの駅事務局次長のKさんから届いたお誘いのメールでした。
 
こういった講演は、おおよそどこぞの町の成功した良いとこ取りの話だけ・・・。
終わった後に残るのは、『まちの背景や条件が違う・・・』そんな不完全燃焼でモヤモヤした気持ち。
そんな場合が多い。
でも、今回はKさんがパネラーとして、普段のまちの駅の活動を踏まえこのモヤモヤの部分を解消してくれるのではないかと言う期待が勝ったと言うわけです。

コミf  講演会(NPO EXPO FORUM 2009に参加して_b0093221_895827.jpg
少し遅れて会場に着くと、すでに定員を上回るであろう受講者の数。
(この企画成功じゃん・・・)継続して人を集めると言うのがいかに難しいか(成果を求められる事業にとって人の評価はまずそこから始まる)日ごろ痛感しているから、そんな目で見てしまう自分がいる。

席に着いてしばらくすると、まちづくりの3つの要素「若者・ばか者・よそ者」と言う言葉が出てきました。この言葉は、まちの駅のマークにもデザイン化して使われています。
(あぁ、またこれを中心に講演は展開されていくのか・・・時がたてば若者も年をとり、よそ者もいつか内の人になってしまう。知りたいのは、その先の事なのだ。)
そんな心の呟きが聞こえたかのように、「そういう特別な人ではなく、普通の人ができるまちづくりはないものか。」一番聞きたいことに話が進んでいく。
別府温泉とう全国的にも有名なバックボーンを持つまちでさえ抱える問題(そうそう、これが聞きたかった。。。)
失敗談も包み隠さず笑って話す講師の野上さんの魅力にどんどん引き込まれていきました。
イベントで集まった人たちは、イベントが終われば去ってしまうけれど、「路地裏で資源発掘」観光資源はなくてもそこに暮らす人たちの生活や文化に触れて感動した人たちはまた帰ってくる。
本当はさ、こういう話みんなに聞いてほしいんだよね。

講演が終わって、懇親会の席で会場でできなかった質問をぶつけてみた(かぐや、実は意外とシャイ?w)。
そうだよね、「お願い」してやっていただくものは長続きしない。
Commented by みえこ at 2009-06-15 12:15 x
ごぶさたです。聴きたかったな。
先月、14から18と、大分、現代アートフェスティバル、プラス、オンパクを楽しんできました。帰ってきてからブログにもまとめましたよ。
日曜美術館でも放送。オンパクは大分時代、よそ者の私の強い味方になってくれました。おかげで、別府だいすき。一年に一度は行きたいと思うほどです。。まちのみなさまによろしく。。
ちなみに、来月から松本行き来になりました^^
Commented by h-kaguya at 2009-06-18 01:20
みえこ様

すでにオンパクを体験していらしたんですね。

ブログ、今見てきました。。。
講演も大変興味深く素晴らしいものでしたが、「百聞は一見にしかず!」できることなら私も際に体験してみたいですね。


今度は、松本ですか。
また新しい世界が広がりそうですね。。。
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by h-kaguya | 2009-06-08 08:13 | ★『吉原宿』旅は道連れ | Trackback | Comments(2)

富士つけナポリタンのまち 富士市吉原で、まちづくり応援。


by かぐや