茶釜

常設展示物の中で、一つ気になっているものが有る。
それは、歴史処の真ん中に展示されている『茶釜』
メインスペースに置かれながら、説明書は『神尾家所蔵』『茶釜』とだけで
いつ頃どのように使われていたとかそういった説明が一切ないのだ。
来場されたお客様の話を聞きかじったところでは、どうやら『風炉釜』と呼ばれ
風炉(火を入れて釜を掛ける器物)と釜と、別々なものが合わさったものと言う
事が分かったので、ネットで検索してみると、夏用として5月から10月の間
用いられるということが分かった。

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              トンボ形の鐶付き(かんつき)
              胸の部分に開けられた穴に釜鐶を通して釜を持ち上げた





b0093221_1185537.jpg←鐶付き(かんつき)

←釜

←鐶付き
←風炉(ふろ)

b0093221_1224463.jpg               
←釜鐶(かまかん)

                                         








                                          風炉の「鐶付き」と「鐶」

 
b0093221_1235331.jpgまた茶釜の釜鐶に用いられているトンボは別名、「勝虫」とも呼ばれ勝負事に勝利を呼び込む縁起の良い虫と言われていると言う事で、茶道が武士のたしなみとすれば好まれて使われたのも頷ける。
調べているうちにだんだん面白くなってきた。この面白さを沢山の人に知ってもらうためには、やはり専門家の方に説明書を書いてもらう事が一番だと思った。

画像のサイズを加工している時にふと、ネガポジ反転をしてみたところ、今にも動き出しそうなトンボの姿がくっきりと浮かび上がった。
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by h-kaguya | 2006-07-12 08:22 | ★『吉原宿』旅は道連れ | Comments(0)

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