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まちづくり 点から線に線から円に

それは、先週の午後の話。
表富士の店員Cさんから電話が入りました。
「富士・吉原のお土産になるようなお菓子を探してお客様がうち(表富士)にいらっしゃったんだけど、お店にあるお菓子をいろいろ紹介して、試食もしていただいたけれど気に入ったものが見つからないので、吉原本宿を紹介したのでよろしく。。。」という内容でした。

しばらくすると店員Cさんの仰る通り、すらりとしたいい感じの男性がいらっしゃいました。
「いらっしゃいませ、どうぞお上がりください。」と声をかけましたが、入るのをためらっている様子。確かに、「吉原本宿」という大きな看板が頭上に掛かってはいるものの、やはり吉原本宿は間借り人・・・。
初めてここを訪れる人にとっては『鯛屋旅館』なのです。
そこで、「表富士さんからお話は伺っています。。。」と言うと、安心した様子で入っていらっしゃいました。

遠くまでお出かけになるということなので、賞味期限の短い小まんじゅうは避け、南岳堂さんの栗まんじゅう・きよせさんの富士と桜えびサブレー、ちょっと変わったろころで甲田商店さんのおつまみパック するめ削り・かえりちりめん・鰹厚削りなど、日持ちのするものをご紹介しました。
山川志ろ酒にも少し興味があったようですが、「あ、これがいい!これを6個下さい。」と手に取ったのは、富士と桜えびサブレーでした。まちづくり 点から線に線から円に_b0093221_21262171.jpg

しかし、この商品実はサンプルのみの展示品でした。売り場スペースの狭さの悲しさと、諸事情からこういう商品がいつかあります。もちろんそういうものは、お店に電話すると配達してくれるシステムにはなっていますが、お急ぎのお客様には直接お店を紹介することもあります。

事情を説明し「お急ぎですか?」とお尋ねすると、「時間はあるけれど配達してもらうのは申し訳ない」と恐縮していましたが、待っているあいだ館内の展示品やまちづくりの活動など説明すると、「富士見台に住んでいるんですが、めったに商店街にくることはなくこんな場所があることも知りませんでした。」と大変興味を持ってくださって、商品が届いたときには『商店街がひとつに繋がっている』と痛く感動した様子でした。
また、富士山クーポンが商店街の加盟店ではプレミアム商品券として1000円券一枚で1100円の買物が出来ると知ってさらに感激して、「また来ます!」と言って帰られました。

もちろん手には、お土産用の「富士と桜えびサブレー」の入った袋と、吉原本宿のパンフレット・つけナポリタンマップ・商店街マップが握られていたのは言うまでもありません。。。

そして、「またきます!」が決して社交辞令でないことは、店員Cさんのお仕事ブログ富士山専門店を読んで確信しました。

つけナポリタンを食べに来たお客様のブログに書かれていた一言。
お目当ての店に着いたらすでに完売だったが、その店の店主らしき人が申し訳ないと別の店を紹介してくれた。
同じ飲食店同士、普通じゃ考えられない事だが・・・。
そう、 普通じゃ考えられない事が起こっているんだよね、吉原では今。。。
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by h-kaguya | 2009-05-26 23:21 | ★『吉原宿』旅は道連れ | Trackback | Comments(0)

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by かぐや