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ちょっくら東海道バスツアー三島宿-1 せせらぎののある風景 

三島宿は、東海道でも4番目に大きな宿場だったとい言われています。
しかし、本陣2・脇本陣3・旅籠74と、その数から言ったら吉原宿と変わらない。
が、その石高は吉原宿が102石に対し2632石。
それは、東海道・下田街道・甲州道が交差する位置にあり、また「箱根の山は 天下の険 函谷関も物ならず~♪」と歌われるように、東海道の最大の難所ともいうべき箱根峠を控え交通の要所であったことが伺える。

今回のスケジュールはこんな感じ。
 9:00  吉原本宿出発
10:00  佐野美術館見学
11:00  源兵衛側親水公園散策
11:30  圓明寺にて孝行犬の昔話
12:00  丸平商店にて三島うなぎ堪能
13:30  三嶋大社・宝物殿見学
14:30  光安寺見学と「秘物」公開
15:00  三島暦師の館見学

15:30  三嶋大社前商店街自由散策
16:00  三島出発
16:45  吉原本宿着
※青文字は現地ガイドさんの案内付

ちょっくら東海道バスツアー三島宿-1 せせらぎののある風景 _b0093221_0412920.jpg佐野野美術館で、河鍋暁斎展を見学
時まさに、幕末から明治への激動の時代。
7歳から浮世絵師・歌川国芳や狩野派絵師らに絵を学び、27歳で独立。
美人画・蛙・骸骨・妖怪などをモチーフに世相を風刺した戯画は、それぞれが独特の
作風で同じ人物が描いたとは思えなかった。
海外の文化が伝わり、自由とは何か豊かさとは何かを考えさせられるものあり、すでにこの時期から現代に通じる問いが投げかけられていたのかもしれない。

せせらぎのある風景
佐野美術館を後に、せせらぎ散策へ。
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1960年代、湧水の減少と水質悪化によって市内の川から姿を消した三島梅花藻の復活と育成のために、1995年­に佐野美術館所有の池を借り、増殖基地・観光スポットとして環境整備された湧水池。
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子供たちがタモを持って小魚取りでもしているのかと思ったら、ゴミを取っているとの事。
現地ガイドさんも目を細めていた。
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富士山の恵みの水が穏やかに街中を流れ清涼感ある空間が生まれている。
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源兵衛を渡り、ガイドさんから「これから川の中を歩きます。」という説明を受けた川。
(川の中を歩く・・・?川辺を歩くの間違いじゃないの?)内心そんな風に思ったけれど言い間違いではないことがすくにわかりました。
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さて、いよいよ川の中へ。。。
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源兵衛川は、正確には楽寿園の小浜池の富士山の伏流水による湧水を水源とし、温水池に注ぐ灌漑用水路です。名前の由来は、その昔源兵衛さんと言う人が作った川と言うとこでそう呼ばれるようになったと聞きました。
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渇水期には生活排水で汚れてしまっていた川も今ではすっかり綺麗になり、三島梅花藻が小さな白い花を咲かせています。
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子供の様に飛び石を渡りながら、町の人の生活の裏側を覗き見る。。。
なんだかちょっとドキドキです!
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川面に向かって開かれたカフェテラス、頭上を走る伊豆箱根鉄。

ちょっくら東海道バスツアー三島宿-1 せせらぎののある風景 _b0093221_0204799.jpgしばし、川中歩きを楽しんだ後、地上へ。。。
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三石神社の境内にある「時の鐘」
江戸時代から時を告げる鐘として、旅人や町民に親しまれてきました。しかし、第二次世界大戦時にはこの鐘も供出され、現在の鐘は昭和25年に市民の有志によって造られたものでした。
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三島宿樋口本陣・世古本陣跡。吉原宿もそうですが、往時を偲ぶ建物はなく記念の石碑が立っているのみ。。
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水汲みからくり人形「つるべっ子」実際、飲料水として、喉を潤すことができるらしい。B-1グランプリの文字が・・・。そうです、三島は三島コロッケの町!でも、来年はつけナポリタンいきますよ!!
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さて、午前中最後の目的地、圓明寺目指して街中と言うか路地歩き。これはガイドさんなくしては、なかなか歩けないコースです。
途中、火伏せの神を祭る秋葉山の文字が刻まれた常夜灯を見つけました。
昨年の新居宿でも幾つか見かけましたが、残念ながら吉原では一つも見たことがありません。

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圓明寺の山門は樋口本陣の正門が移築されたものだそうです。またこの寺には昔から伝わる孝行犬のお話があり、お墓と、庭には犬の像があります。
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「何度話しても、うるうるきちゃうんですよ。」と、ガイドさん。。。涙をふきふき鎌倉古道へでました。
鎌倉古道・・・初めて知りました。三島宿はまだまだ奥が深そうですね。
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御殿川に架かる赤橋を渡って、本日最大のお楽しみ!昼食の「三島うなぎ」を食べるべく丸平商店目指してもうひと頑張りです。
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川端のある風景・電信柱保護の竹材・問屋場跡の看板・昔ながらの金物屋さん・看板の上の窓。よその町は新鮮に映ります。




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by h-kaguya | 2010-09-26 09:03 | ★『吉原宿』旅は道連れ | Trackback | Comments(0)

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by かぐや