2006年 06月 17日
吉原 雨の夜

雨が降っていたせいか人通りは少なかったけれど、昼間眠っていたお店が目を覚まし、街灯の灯りと共に濡れた車道に反射して祭りの夜とは違った音の無い賑わいを見せていました。
栄枯盛衰は世の常と言いますが、横丁には驚くほど沢山の飲食店の明かりが点り、かつてここに人が溢れていただろう、吉原の街の勢いを想像することが出来ました。

シャッターアートを見ながら帰ってきました。
郊外のサラリーマン家庭に身を置く私にとって
これまでは他人事としか捉えられなかった
街の再生。
シャッター一枚一枚に描かれたアートの裏に
沢山の人の熱意と知恵と費やされた時間。
「ひょんな事」がなかったらきっと
知らないで・・・知ろうとしないで
通り過ぎていたんだろうなぁ。

by h-kaguya
| 2006-06-17 21:58
| ☆かぐや徒然
|
Trackback
|
Comments(0)