
明治22年2月開通した東海道鈴川駅(現吉原駅)は、大宮町(現富士宮市)・芝川村を含めた岳南地域の人々や物資の出入り口となった。
それと共に「鈴川駅」へ出たいと言う周辺住民の要望が高まり、駅への交通手段として生まれたのが鈴川・大宮を結ぶ馬車鉄道であったと言う。

2月16日、第16回目を迎えた「吉原本宿」歴史講座は、講師に駿河郷土史研究会 渡辺繁治先生をお迎えし、その開通までの道のりと、やがて来る衰退の時、さらには郷土の交通の歴史など、興味深いお話を聴かせていただきました。

また、今回新聞で初めて歴史講座の開催を知ったと言う方が多く、歴史講座の会員になるには?とか次からの予定を知るにはどうしたらいいかと言う質問が寄せられました。
現在、会員制はとっていませんが、より沢山の方々に受講していただけるよう、情報提供の方法や講座の運営方法も見直して見るのも良いかもしれませんね。