2008年 06月 29日
共に活きる
鯛屋旅館さんでは、昼間10時から3時まで、館内の施設「梅風呂」を一般の方に開放しています。利用者の大半は商店街で働いている老若男女ですが、その中には韓国や中国から働きに来ている女性たちがいます。
他のお客様と同じようにお迎えしているつもりなのですが、殆どの方が、「いらっしゃいませ。」「ありがとうございます。」という声が聞こえないかのように、目を合わせることなく片言で「風呂」とだけ言って代金を差し出し、黙って帰ります。
言葉や習慣の違いだけではない、何かが線を引かせているように感じます。
それは多分、韓国料理と書かれた店の前で、どんなお店なんだろうと思いながら入るのを躊躇う私と同じような多くの視線を感じているせいかもしれません。
それでも、「今日はいいお天気ですね。」「雨が降ってしまいましたね。」などと、根気よく話しかけているうちに「ありがとう。」と言って帰られる方や、商店街で出会ったときニッコリ笑って「おはようございます。」と挨拶してくださる方ができました。
そして、先日は、~ゆるり~の教室風景を見て「私もパッチワークをやっているから、もっと早く知っていれば、日傘作りやりたかったよ。」と言う方も。。。
「第2回目が7月にありますよ。」と言うと、「2ヶ月間韓国に帰るから・・・」と、残念がっていました。
吉原の街には、昼のお店にも夜のお店にも彼女たちの働くお店が沢山あります。
上手く言えないけど、「共に同じ街で活きる」
お互いの存在を認め合えて、こんなふうに話すことができたら、街は少し変わるかもしれない。
そんなふうに思うのは夢物語?
他のお客様と同じようにお迎えしているつもりなのですが、殆どの方が、「いらっしゃいませ。」「ありがとうございます。」という声が聞こえないかのように、目を合わせることなく片言で「風呂」とだけ言って代金を差し出し、黙って帰ります。
言葉や習慣の違いだけではない、何かが線を引かせているように感じます。
それは多分、韓国料理と書かれた店の前で、どんなお店なんだろうと思いながら入るのを躊躇う私と同じような多くの視線を感じているせいかもしれません。
それでも、「今日はいいお天気ですね。」「雨が降ってしまいましたね。」などと、根気よく話しかけているうちに「ありがとう。」と言って帰られる方や、商店街で出会ったときニッコリ笑って「おはようございます。」と挨拶してくださる方ができました。
そして、先日は、~ゆるり~の教室風景を見て「私もパッチワークをやっているから、もっと早く知っていれば、日傘作りやりたかったよ。」と言う方も。。。
「第2回目が7月にありますよ。」と言うと、「2ヶ月間韓国に帰るから・・・」と、残念がっていました。
吉原の街には、昼のお店にも夜のお店にも彼女たちの働くお店が沢山あります。
上手く言えないけど、「共に同じ街で活きる」
お互いの存在を認め合えて、こんなふうに話すことができたら、街は少し変わるかもしれない。
そんなふうに思うのは夢物語?
by h-kaguya
| 2008-06-29 02:03
| ★『吉原宿』旅は道連れ
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