2008年 07月 30日
まちの駅視察 in 焼津市・岡部町(岡部編)
膨らんだお腹をさすりながら、「【初めての おつかい】、あれは富士なら特設会場ではなく商店街を使ってできそうだね!」とか、「一の市の物産展に焼津の商品が使えそう!」などと、集めてきたパンフレットや、交換した名刺を見ながらバスの中で焼津での収穫を確認しあう姿は、
さすが意欲的な駅長さんたちの集まりです!(どこぞの国のお役人さんたちに見せてあげたいw)
岡部
13:00岡部町役場着

富士市まちの駅ネットワークの佐野代表から、由比町、焼津市、岡部町のまちの駅協議会の代表者の方へ、11月8~9日に富士市で開催される「第11回まちの駅全国大会」への、参加・協力要請書を手渡しました。
続いて、「第一回世界緑茶コンテスト」で最高金賞に輝いたお茶作り名人「前島東平さん」による
岡部玉露講座を受講。
焼津でお腹が膨れた後は、岡部でティータイム(?)。。。
計画を立てた事務局の方の心遣いでしょうか。。。まるで図ったようなタイミング。
しかも、前島名人の手にかかったお茶は、お湯の温度・抽出時間により甘味(旨味)や渋みが変化し、まさにミラクル!!
そして極めつけは、「茶葉を食べる」


新芽を天ぷらにしていただく、と言うのはよくありますが、
ここでは、三煎目を飲んだあと茶葉に鰹節をかけポン酢でいただきました。「茶葉のおひたし」と言ったら想像がつくでしょうか。。。

14:00 まちの駅「アトリエたかお」にて、藍染体験。
ハードなスケジュールの割りに、うん!ここまでは予定通り!!
外見は普通の民家のように見えましたが、玄関を一歩足を踏み入れると藍染の大きな暖簾、機能美とでも言うのだろか、高い天井と明り取り、梁とそれを支える横木や筋交の面白さにみんな天井を見上げる。さて、いよいよ藍染体験です。

こちらが、藍染の原料の藍です。「藍は藍より出でて、藍より青し」と言うけれど、生の藍はこんなに綺麗な緑色なのです。。。
普通藍染は、この葉を発酵させたものを使いますが、生葉でも染めることもできます。
ただし、木綿や麻は染まりませんが、絹や羊毛を染めると綺麗な水色に染めることができます。

物作りをしているときの表情って、知らず知らず笑顔になっていてみんなとても素敵!!
染めあがったハンカチが乾くまで、まちの駅「長島酒店」さんで【岡部地酒講座】です。

と言っても堅苦しいものではなく、お勧めの地酒と地域で取れた白瓜などをつまみにお酒談義。
主婦はもっぱら、お店に並ぶ珍しい野菜など地場産品漁りです(笑)
はっ!大変です!!居心地が良くてすっかり忘れてましたが予定時間オーバーしてます・・・しかもたっぷり一時間(汗、、
15:40 瑠璃山光泰禅寺着 木喰仏(もくじきぶつ)見学

木喰仏とは、木喰上人が造った仏像のことで、全国を歩き1000体以上もの仏像を造ったという。

光泰禅寺が所蔵している2体の内聖徳太子立像は、他所へ貸し出し中ということで今回は准抵観音像を見学してきました。観音様にカメラを向けるのははばかられたので画像はありませんが
興味のある方は、
こちらから
そして、岡部と言えばこの人、中山家18代目 中山儀助さん!
ゴン父こと、ジュビロ磐田のゴン中山の愛称で知られる中山 雅史選手のお父さん。
とても気さくな方で、人情味あふれる静岡弁で家の中を案内してくださいました。

駿岡社(古いお茶工場跡)の建物を見学
製茶機械が入っていたという広い空間を利用してさまざまなイベントに活用されています。
天井の独特の木組みがとても印象的で、吉原にもこんなスペースが残っていたらなぁ。。。と、ちょっとうらやましく思いました。

さて、ここからは 大旅籠 柏屋 を目指して最後の行軍です。

歩きながら目に留まったのは、町のいたるところに有った非常板。今も使われているかどうかは分からなかったけれど、昔はこれで地域の出来事を知らせあったのでしょう。
弘法大師堂

小野小町姿見橋
自然豊かな里山の風景の中に、何気なくその古き歴史を今に伝える佇まいが残っていました。
16:42 大旅籠 柏屋 着
16:42・・・って、予定ではもうすでに帰路のバスの中の時間。。。
でも、岡部宿に来たらここを見なくちゃね!

最後の見学地大旅籠柏屋は、平成10年に国の登録有形文化財に指定され、幕末に建てられた当時の大旅籠柏屋を復元整備し、平成12年11月5日に『岡部宿大旅籠柏屋歴史資料館』資料館としたもので、その外観もさることながら、一歩足を踏み入れると170年前の当時の繁栄の跡が伺えます。
実は、かぐやはここは二度目。
ちょうど一年前、このブログでもおなじみのぱらぽんさんの所へお邪魔した際に案内していただきました。
この日も、まちの駅の視察研修で柏屋さんに行くことをお話したところ、お忙しい時間を割いて待っていてくださいました。
ってことで、一人こっそりその奥にある土蔵作りの和風れすとらん「一祥庵」へ直行!!
短い時間でしたが、ぱらぽんさんとご主人、一祥庵のおかみさんの顔を見たら暑さや疲れも吹っ飛びました。。。
宿場宿場にこんな友達の輪が広がったらいなぁ。
ちょうど中庭では、七夕祭りのイベントの準備が始まっていて、焼き鳥やイカ焼きやとうもろこしの美味しそうな匂いに誘われ、「お夕飯のおかずに。。。」なんて、一応の名目でここでもお買い物w
そんなこんなで、賑やかでかつ中身の濃い視察研修を終え、一路富士へ。

お疲れ様でした!!
焼津や岡部で得た貴重な体験がどんな形で活かされるか楽しみですね!!
さすが意欲的な駅長さんたちの集まりです!(どこぞの国のお役人さんたちに見せてあげたいw)
岡部
13:00岡部町役場着


岡部玉露講座を受講。
焼津でお腹が膨れた後は、岡部でティータイム(?)。。。
計画を立てた事務局の方の心遣いでしょうか。。。まるで図ったようなタイミング。
しかも、前島名人の手にかかったお茶は、お湯の温度・抽出時間により甘味(旨味)や渋みが変化し、まさにミラクル!!

そして極めつけは、「茶葉を食べる」


新芽を天ぷらにしていただく、と言うのはよくありますが、
ここでは、三煎目を飲んだあと茶葉に鰹節をかけポン酢でいただきました。「茶葉のおひたし」と言ったら想像がつくでしょうか。。。

ハードなスケジュールの割りに、うん!ここまでは予定通り!!


こちらが、藍染の原料の藍です。「藍は藍より出でて、藍より青し」と言うけれど、生の藍はこんなに綺麗な緑色なのです。。。
普通藍染は、この葉を発酵させたものを使いますが、生葉でも染めることもできます。
ただし、木綿や麻は染まりませんが、絹や羊毛を染めると綺麗な水色に染めることができます。




主婦はもっぱら、お店に並ぶ珍しい野菜など地場産品漁りです(笑)
はっ!大変です!!居心地が良くてすっかり忘れてましたが予定時間オーバーしてます・・・しかもたっぷり一時間(汗、、
15:40 瑠璃山光泰禅寺着 木喰仏(もくじきぶつ)見学



興味のある方は、
こちらから
そして、岡部と言えばこの人、中山家18代目 中山儀助さん!
ゴン父こと、ジュビロ磐田のゴン中山の愛称で知られる中山 雅史選手のお父さん。
とても気さくな方で、人情味あふれる静岡弁で家の中を案内してくださいました。

駿岡社(古いお茶工場跡)の建物を見学
製茶機械が入っていたという広い空間を利用してさまざまなイベントに活用されています。
天井の独特の木組みがとても印象的で、吉原にもこんなスペースが残っていたらなぁ。。。と、ちょっとうらやましく思いました。

さて、ここからは 大旅籠 柏屋 を目指して最後の行軍です。



小野小町姿見橋
自然豊かな里山の風景の中に、何気なくその古き歴史を今に伝える佇まいが残っていました。
16:42 大旅籠 柏屋 着
16:42・・・って、予定ではもうすでに帰路のバスの中の時間。。。
でも、岡部宿に来たらここを見なくちゃね!


実は、かぐやはここは二度目。
ちょうど一年前、このブログでもおなじみのぱらぽんさんの所へお邪魔した際に案内していただきました。

ってことで、一人こっそりその奥にある土蔵作りの和風れすとらん「一祥庵」へ直行!!
短い時間でしたが、ぱらぽんさんとご主人、一祥庵のおかみさんの顔を見たら暑さや疲れも吹っ飛びました。。。
宿場宿場にこんな友達の輪が広がったらいなぁ。
ちょうど中庭では、七夕祭りのイベントの準備が始まっていて、焼き鳥やイカ焼きやとうもろこしの美味しそうな匂いに誘われ、「お夕飯のおかずに。。。」なんて、一応の名目でここでもお買い物w
そんなこんなで、賑やかでかつ中身の濃い視察研修を終え、一路富士へ。

焼津や岡部で得た貴重な体験がどんな形で活かされるか楽しみですね!!

いつもその場に行きたくなるようなレポートを楽しませていただいております。先日はかぐやさんのブログの記事を見て、由比の望嶽亭に行ってきました。今度は岡部町のまち歩きもしてみたいと思います。
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by h-kaguya
| 2008-07-30 21:31
| ▲まちの駅から
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Comments(4)