吉原商店街振興組合 視察研修に参加して
15日朝6時に、虹いろ~どパーキングを出発、バスで約6時間かけて一気に日本縦断。。。
まちの駅の視察もかなりハードでしたが、こちらもなかなかのもの(笑)


米どころ魚沼
一面に広がる田んぼと、一見3階建てにも見える家は、豪雪地帯ならではの高床式住宅。
初めての土地の風景にワクワク。
12:00 柏崎市 えんま通り商店街着
商店街にある和風ダイニングろくべえで、まずは腹ごしらえです。


朝早くの出発だったので、しっかり頂きました。。。

食後、震災後のえんま通り商店街の復興の記録写真を見せていただきました。
古い木造住宅の倒壊写真は、驚きと共に、来る来ると言われて久しい東海沖地震への緩んでしまった緊張感をかきたてました。

柏崎市では、中越沖地震からの復興をめざす えんま通り商店街(東本町2丁目)の取り組みと、再開発の事例として東本町1丁目のまちづくりを学びました。
えんま通り商店街


その震災から一年。
私たちが訪れたときには、瓦礫の山もなく遠目には、日本中どこにでもある衰退しかけた商店街のように見えました。

事実まちづくりの会の方のお話によると、この商店街はすでにシャッター通り商店街となっており、この震災により衰退に拍車をかけるか、これを機に復興再生されるか、の岐路に立たされていたということでした。

個々の被災の状況による再生への温度差など、乗り越えなければならないいろいろな問題について、話合いやワークショップを重ねながら「新生!えんま通りプロジェクト」を推し進めている。


がんばれ!えんま通り商店街!!
東本町一丁目
地区を3つのブロックに分けて再開発したという東本町一丁目は、えんま通りとは対照的で、平成10年から13年にかけて竣工された新しい建物が多いせいか、ガラス張りのビルが並ぶ明るい通りで、震災の爪あとは殆ど感じられない。
信号を一つ隔てた二つの地区は全く違った形の再開発の道を行こうとしている。

個店からなる専門店群Bブロック



柏崎商工会議所の吉田副会頭と州崎中小企業相談所長から、再開発の概要や現在の状況などいろいろお話を伺いました。



実は、このマンションは、当初ホテルが出店する予定だったが、途中で計画から撤退したため、計画変更を余儀なくされ、都市型分譲マンションとして売り出されたということでした。また、Cブロックのショッピングセンターは、開業4年目で営業が立ち行かなくなり、民事再生法の手続きをとったなど再開発の難しさを感じました。
新潟での視察を終え、その日のうちに長野市間御所町 ホテルJALシティー長野 入り。

19:00地元の和食処で夕食という事で、商店街を歩いてみました。昼間の吉原より人通りがあるかも。。。一本わき道の細い路地、ちょっと趣はあるけれど・・・こちらはやはり七色インコや、カラスのお兄さんたちのテリトリーでした。


7月16日AM11:30 長野県飯田市 (株)飯田まちづくりカンパニー 着


「人形劇のまち」飯田市のまちづくりや観光振興の中核となっているようです。

収蔵数178体。
ここの人形たちはすごい!!一体一体の、衣装、表情、見ごたえがありました。

昼食は、視察用共通食事券で、飯田まちづくりカンパニーのテナント会の「和らく庵」さんで、飯田名幻豚のカツ!!
りんごを食べて育った豚はやわらかぁ。。。
更に、お代わり自由の野菜サラダにかかっていたオリジナルの夏みかんのドレッシングがグ~~!!
いたく感動して、お店の方に頼んで譲っていただきました。。。

いえいえ、「美味しい」と評判になれば、ちょっと遠くても人が押しかける時代です。
まちの活性化には、食べ物屋さんも大きなポイントだと思うのです!
ってことで、これも研究!研究!!

その後、飯田市のシンボル「りんご並木」・三連蔵や町並みを見て歩きました。


それでも、人を蹴散らして走るような車はありませんでした。

手を伸ばせば誰でも取ることができそうです・・・誰も盗る人はいないんでしょうか?
いえ、やはり初めの頃はあったようです。しかし「赤く実ったりんごを見れば、誰も手をつけない。そういう街をつくりたい。」
この街のまちづくりには、そんな想いが一本ピーンと通っているようです。

ほら、こんな所にも。
商店街は、駐車禁止で不便・・・。ならば、駐車可スペースを作っちゃおうってことでしょう。
もちろん、パーキングメーターも監視する人も見当たりませんでした。