2008年 08月 09日
七夕送り

子供のころは、本町通りいっぱいに七夕飾りが飾られ賑やかなお祭りでした。
祭りの規模以上に豪華な飾りは、仙台や清水の七夕祭りで使われたものが使われているのだと父から聞き、本場のお祭りにあこがれていました。
ところで、7月に皆さんに願いを書いていただいた七夕飾りはどうなったかというと、お焚き上げとか川に流すとかいろいろ考えましたが、7月7日の翌日実家の田んぼに持っていって上の画像のように飾ってきました。
田んぼに飾られた七夕飾りは、お日様や風の神様や雨の神様によってゆっくり自然に帰ります。そして短冊に書かれた願いも、神様が一緒に持っていってくれます。
(普通七夕が終わると「七夕送り」といって、川に流すことが多いようですが、かぐやの実家のほうでは、その年の稲の豊作を願ってこんなふうに田んぼに飾ります。
静岡県でもごく一部の地域の風習のようです。)
ちょうど一ヶ月経って田んぼの稲もずいぶん大きくなり、笹に飾られた短冊もあと何枚かが残っているだけになりました。
ゆっくりだけど、皆さんの「願い」きっと叶う気がします。。。
by h-kaguya
| 2008-08-09 07:01
| ★『吉原宿』旅は道連れ
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